「Android」端末で「Hello World」1

Androidアプリを作りたい。
まずはお約束の「Hello World」を出力するまでのメモのその1。
エミュレータで「Hello World」を出力するまで起動するまで。

事前準備として次のものを用意した。
  • 開発機:Windows 10
  • スマホ:Android 6.0.1 (Fujitsu Arrows M03)
1.「Android Studio」をセットアップ

AndoridのIDEを「Android Studio」をセットアップする。
developer.android.comからインストーラ(.exe形式)のファイルをダウンロードし、インストールを実行した。
「Android Studio」にはOpenJDKが同梱されているのでOracleJDKを別にインストール必要はないようだ。
「次へ」を連打してインストール終了。

developer.android.com
android studioのダウンロードページ
2.「Andorid Studioプロジェクト」を作成する

インストール直後に起動される「Android Studioへようこそ」画面で「新規Android Studioプロジェクトの開始」を選択。

「Android Studioへようこそ」画面

「Android プロジェクトの作成」画面で、適当な「アプリケーション名」「会社ドメイン」「プロジェクトのロケーション」を設定する。

  • アプリケーション名は、アプリケーションパッケージ名として使われるようだ。
  • 会社ドメインは、ルートパッケージ名として使われるようだ。
  • プロジェクトのロケーションは、ソースを配置する任意のディレクトリをセットする。
「Android プロジェクトの作成」画面

「ターゲット Android デバイス」画面で、「スマホおよびタブレット」にチェック、「API23: Android 6.0(Marshmallow)」を選択する。

「ターゲット Android デバイス」画面

「次へ」を押下するとプロジェクトが作成された。

プロジェクト作成後の画面
3.プロジェクト作成後の画面でエラーが出力された。

プロジェクトの作成後、Gradleが実行されるようだが、イベントログに下記のエラーが出力された。

このプロジェクトが使用するJDKのパスの設定が正しくないようだ。メニューの「プロジェクト」>「SDKローケーション」>「JDKロケーション」で「埋め込みJDKを使用する」にチェックを入れると同期(ビルド)が正常に行われた。

「プロジェクトの構造」画面

4.エミュレータ(AVD:Android Virtual Device)で実行する

作成された直後のプロジェクト(未だコードを加えていない)をとりあえず実行するために「Android Studio」に付属するエミュレーターを使用する。

エミュレータを管理するツール「AVDマネージャー」は、ツールバーの「AVDマネージャー」ボタンをクリックすると起動する。

ツールバー
「AVDマネージャー」ボタン

「仮想デバイス」画面で「仮想デバイスの作成」ボタンを押下。

「仮想デバイス」画面

「ハードウェアの選択」画面では、一昔前のデバイスをということで「Nexus 6」を選択した。

「ハードウェアの選択」画面

「システム・イメージ」画面では、プロジェクト作成で指定したAPIレベルと同じ「Marshmallow(APIレベル:23,Android 6.0)」を選択した。

「システム・イメージ」画面

「Android仮想デバイス(AVD)」画面では、デフォルトの設定をそのまま使用する。「完了」を押下すると設定したデバイスのエミュレータが登録され使用できるようになる。

「Android仮想デバイス(AVD)」画面

「ツールバー」の「実行」ボタンを押下するとアプリケーションのデプロイ先を選択できる「デプロイ対象の選択」画面が起動する。
作成した仮想デバイスを選択するとアプリケーションがデプロイされ起動した。

「実行」ボタン
「デプロイ対象の選択」画面

仮想デバイスで次のようにアプリケーション起動した。

仮想デバイス

うん?なにもコード書いていないのに「Hello World」と表示されている?(笑)もう少し手を加えよう。

「その2」続きます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です