Androidアプリを作りたい。
まずはお約束の「Hello World」を出力するまでのメモのその1。
エミュレータで「Hello World」を出力するまで起動するまで。
事前準備として次のものを用意した。
- 開発機:Windows 10
- スマホ:Android 6.0.1 (Fujitsu Arrows M03)
1.「Android Studio」をセットアップ
AndoridのIDEを「Android Studio」をセットアップする。
developer.android.comからインストーラ(.exe形式)のファイルをダウンロードし、インストールを実行した。
「Android Studio」にはOpenJDKが同梱されているのでOracleJDKを別にインストール必要はないようだ。
「次へ」を連打してインストール終了。
2.「Andorid Studioプロジェクト」を作成する
インストール直後に起動される「Android Studioへようこそ」画面で「新規Android Studioプロジェクトの開始」を選択。
「Android プロジェクトの作成」画面で、適当な「アプリケーション名」「会社ドメイン」「プロジェクトのロケーション」を設定する。
- アプリケーション名は、アプリケーションパッケージ名として使われるようだ。
- 会社ドメインは、ルートパッケージ名として使われるようだ。
- プロジェクトのロケーションは、ソースを配置する任意のディレクトリをセットする。
「ターゲット Android デバイス」画面で、「スマホおよびタブレット」にチェック、「API23: Android 6.0(Marshmallow)」を選択する。
「次へ」を押下するとプロジェクトが作成された。
3.プロジェクト作成後の画面でエラーが出力された。
プロジェクトの作成後、Gradleが実行されるようだが、イベントログに下記のエラーが出力された。
1 2 | 17:36 Gradle 同期が開始されました 17:36 Gradle 同期失敗: Please use JDK 8 or newer. (92ms) |
このプロジェクトが使用するJDKのパスの設定が正しくないようだ。メニューの「プロジェクト」>「SDKローケーション」>「JDKロケーション」で「埋め込みJDKを使用する」にチェックを入れると同期(ビルド)が正常に行われた。
1 2 3 4 5 6 7 | 17:36 Gradle 同期が開始されました 17:36 Gradle 同期失敗: Please use JDK 8 or newer. (92ms) 17:40 Gradle 同期が開始されました 17:40 Project setup started 17:40 Gradle sync finished in 24s 849ms 17:40 タスク実行中: [:app:generateDebugSources] 17:41 Gradle ビルドが完了しました 8s 478ms |
4.エミュレータ(AVD:Android Virtual Device)で実行する
作成された直後のプロジェクト(未だコードを加えていない)をとりあえず実行するために「Android Studio」に付属するエミュレーターを使用する。
エミュレータを管理するツール「AVDマネージャー」は、ツールバーの「AVDマネージャー」ボタンをクリックすると起動する。
「仮想デバイス」画面で「仮想デバイスの作成」ボタンを押下。
「ハードウェアの選択」画面では、一昔前のデバイスをということで「Nexus 6」を選択した。
「システム・イメージ」画面では、プロジェクト作成で指定したAPIレベルと同じ「Marshmallow(APIレベル:23,Android 6.0)」を選択した。
「Android仮想デバイス(AVD)」画面では、デフォルトの設定をそのまま使用する。「完了」を押下すると設定したデバイスのエミュレータが登録され使用できるようになる。
「ツールバー」の「実行」ボタンを押下するとアプリケーションのデプロイ先を選択できる「デプロイ対象の選択」画面が起動する。
作成した仮想デバイスを選択するとアプリケーションがデプロイされ起動した。
仮想デバイスで次のようにアプリケーション起動した。
うん?なにもコード書いていないのに「Hello World」と表示されている?(笑)もう少し手を加えよう。
「その2」続きます。