デジタルコンテンツ管理システム Lily について

はじめまして。シーマークの山本です。

我社でも、エンジニアがそれぞれ持っている興味やテーマを題材にして、技術系ブログを書き始めることになりました。同じ興味をもつエンジニアの方々との情報共有を通し、さらなるコラボレーションのきっかけとしていければいいな、と思っています。

そこで、1エンジニアである私の第一回目の記事を何で飾ろうかといろいろと考えました。最近のエンジニア世界で流行っているようなトピックをきれいにまとまてスマートに紹介!ってのもやってみたいです。

でも、我々がやっている実際のお仕事としては、既存の技術を使っただけでは解決できそうもない課題(新サービス開発、業務効率化、経営戦略実現など)に対して、どのようなアプローチで挑み、それを実現するためのアーキテクチャーとはどのようなものか、そういったことをお客様と一緒に考え成長しながら課題解決を目指すことが多いのです。

その中では、海のものとも山のものともつかない生まれたてのアプリやミドルウェアをうまく使いこなすことが、課題解決のためのキー・テクノロジーとなることがあります。そのためには、そのプロダクトがもつ特長と限界を、実践的な方法で突き詰めていくことが必要になってきます。

そこで今回、HBase+Solrを有機的に組み合わせた ”Lily” というオープンソースのデジタルコンテンツを管理するためのシステムについて、どんな特長があり、その限界はどこにあるのかを明らかにしていくなかで、実践的なノウハウを共有していけたらと思っています。

http://outerthought.org/site/products/lily.html

次回からは、システムの概要説明からはじめて、具体的なインストール方法、使い方などについて、書かせていただこうと思っています。